運動しなくても渇いている
自分では気づかなくても、身体は時間と共に渇いていきます。
安静時や睡眠中にも、皮膚や吐く息からも水分は失われています。これは、通常は自分では感じることのできない水分の放出なので「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」と呼ばれています。
不感蒸泄の量は、条件によって大きく変動しますが、健康な人で1日に約900ml程度といわれています。
エアコンの効いた室内や、乾燥した冬場のように汗をかかない状況でも、身体から水分が失われているため、のどが渇いたと感じたときは、既に身体は渇いた状態になっています。